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カルチャー☆ムンバイ(長文)





ムンバイは、毎日みごとなまでな快晴



自由に外出できないとわかっていても



やっぱりシャバの空気も吸いたい



だって~合宿じゃないんだから・・



そんな私達の気持ちを察してか



ウォーキングでジャングルツアー



をオーナーが計画してくれた。



オーナー超お薦めのスポットらしく



野生のトラやオランウータンなどが



そこのジャングルに現われるらしい。



ジャングルまで1時間程度



虫もいるし、足場も悪いからと



みんなそれぞれ動きやすい服装で



緩やかな山道をひたすら歩いていく



雨不足なので、枯れ木ばかりで



川も干上がり、これと言って見所はないけれど



とにかく外に出られただけでも嬉しい



が・・半分くらいまで来た頃に



ティラ「疲れて歩けない」と急にぐずりだす。



すると、オーナーとティラとのやりとりが始まり



軽い夫婦喧嘩で険悪ムードに



ティラに 「来るのがいやなら一人で帰れ」



と、突き放すオーナー



ティラ「一人で帰るのはイヤ」と駄々をこねる。



見かねた先生が、的確な判断で



「みんなで引き返そう」ということになった



残念ながら、素晴らしきジャングルの生態系は



見ることができなかったが



団体行動の中での、先生のリーダーシップ



さすがだと思った







夜の外出はとても刺激的だった



「シヴァ神」の誕生日のお祝いがある



ということで、夜の街中のテンプル



みんなと繰り出した。



そこは不思議な空間で



迷路のような通路を進んでいくと



小さなドームになっていて、そこの中央に



シヴァ神の象徴と言われるリンガ(男根)



凛と立ち、周りに花を供えたり



牛乳をかけたりして奉り



心からの祈りを捧げている。



特に女性は、シヴァ神のような



パワフルな夫を得られるよう祈るという。



夜10時過ぎの街中は、人の波でむせ返り



馬車や屋台や、ゴミの横で寝ている人や犬や



混沌とした風景に圧倒されつつ



やっぱりなぜか懐かしさがこみあげてくる



相変わらず、インド人の目



あちこちから突き刺さるけれど



どうみても浮いている私達を



ファミリーがしっかりガードしてくれて



貴重な夜のインドに足を踏み入れることができた



帰りに、ディパック氏がドリンクスタンドで



コーラと薬膳のようなクセのあるお菓子を買ってくれた。



久々の炭酸は新鮮だったが



薬膳菓子は勘弁して~な味



たまの夜遊びにみんなも開放



ディパック氏のお洒落なオフィス(建設業)に立ち寄り



仕事している時の社長はキリリ



私のフェイシャルマッサージを



気に入ってくれたが、ストレスは



殆ど感じないと言っていた。



ストレス社会日本にとっては何とも羨ましい




インドといえば映画が面白い



しきりに「インド映画観たいなー」とアピール



していたら、インド映画デビューの日がやってきた



娘のジュヒと3人で観た映画は BILLU



ヒンドゥー語なのでさっぱりわからないけど



ジュヒが簡単に英語で通訳



映画スターのシャールク・カーン



貧しい村で床屋を営んでいるイルファン・カーン



のもとを訪れるという、シンプルで心温まるストーリー



噂どおり、随所にダンスシーンが散りばめられていて



内容はどうであれ、愉快な気分になれるから不思議





映画が終わってから、オートリクシャー



ディパック氏のオフィスまで



埃とガソリンと騒音と熱気がごった煮



この空気にもいつしか慣れてきた



ディパック氏が「行きたい所はあるか?」



と聞いてきたので「スーパーマーケット」と返答



どうも日本でいうスーパーみたいな



ところはないらしく、結局



従兄弟がやっている化粧品屋



に連れて行ってもらった



とても感じのいい夫婦で、片隅の小さい店に



所狭しと商品が並んでいて、



好きなだけ、ハーバルパックやクリームなど



を購入してくれた。



ありがとう、パパさん



前日には、ティラ姉妹バンジャビドレス



アクセサリー、サンダルなど一式購入してもらい



ムンバイに来てからは一切お金を使っていない



こんなにいい人達に囲まれて



快適生活を用意してもらっていて



文句を言ったら本当にバチが当たる





夜は、近所で結婚式があるからと



ディパック氏と娘達で見学に



インドの結婚式は3日間行われるらしく



一晩中、パーカッションの音が鳴り響き



そこらじゅうでダンスをして盛り上がっていた。



新郎新婦をチラっと見かけたが



花嫁はまぶしいほどキラキラと輝いていた



やはり、結婚式はどこの国でも特別







日本食を食べたいとのリクエストで



みんなにお手伝いしてもらいながら



悪戦苦闘しながらできた作品



Sっちは、ほうれん草のピーナッツ和え担当



私は野菜の天ぷら担当



薄力粉がないのでコーンスターチで代用



日本の食材もいまいちないので



一口かきあげをメインで、チマチマ揚げていると



お手伝いのサンギタンが、勝手に



バラバラにして炒め始めた



「ノー、ノー、ダメダメ、ベタベタになっちゃうよ」



うまく意思が通じないもどかしさと



思うようにいかない苛立ちで疲労度ピーク



結局、二人で頑張った



ほうれん草の和え物と天ぷら



一番人気だった



サンギタン、コンロ周りを油でギトギトにしてごめんねー







ムンバイ最終日、先生の知り合いの



男優さんに会うという約束で



先生、ティラ夫妻、Sっちと私はおめかしして



五つ星ホテル「マリオットホテル」



そこはもうインドとは思えない別世界で



海も見えるし、完全にリゾート気分



ヒゲを蓄えた貫禄ある男優KABIR BEDIさんは



アンジェリーナ・ジョリーのような美貌の奥様と登場し



一気に私達のテーブルは華やかになった



超贅沢なビュッフェランチとはいえ



先生やティラ達の手前上、厳選してチョイス



最後の最後まで我慢、我慢



私とSっちは、借りてきた猫のように



蛇の生殺しのように



針のムシロのように感じながら



この贅沢なひと時を過ごした



ネットで調べたら結構有名な俳優みたい



ランチの後は、空港まで送ってもらい



みんなとハグしてお別れ



先生は数えきれないほどの愛と気づきを



ティラは母親のような大いなる愛



溢れんばかりに、ハートに注ぎこんでくれた



「ムンバイを忘れないでね」ティラ



「もちろん、また来るね」



クヌールの日々、ムンバイの日々は



今でも鮮烈にフラッシュバックして



心と体が求めるものを思い出させてくれる



スパイスの蓋を開けるたび



インド音楽が流れるたびに



ヨガをするたびに



インドのお香を焚くたびに



インドのあの青い空と



ごちゃ混ぜの熱気を思い出す



また来るよ、インド

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makilolo

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