
奥山方広寺での「
いまここ道場接心」
祥光寺水曜朝の座禅会に通うようになって
何年目、何回目かの参加になります。
始めの頃は、何か学ぼうとか何かを得よう
と思っていたのが、今は
「この場のエネルギーを楽しもう」というスタンスに変わり、参加者の皆さんも
同じような志で臨んでいるので、とても心地いい
3日間を過ごすことができました。


初日から場の流れで、がんちゃんの創作ダンス
りょうまくんの空手、かおりんのジャワ舞踊・・
が次々と目の前に現れ、それぞれの波動を感じながら
「なりきること」 「無三昧」という
「禅」の基本を見せてくれました。
坐禅で大切なことは
丹田意識と呼吸思考まみれの中で、ふと思考が止まった時
心身脱落して、眠りに入りそうな瞬間こそ
無三昧になりきっているのかもしれません。

おっさまのヨガストレッチ&笑いヨガも日々進化。
身も心も解放しきった時
同じような境地にたどり着けるのでしょう。
こっさんの法話で気になったことは
「歴史的生命として、いまここにいられる事に感謝し
無三昧になって心の源に至る」 ということ。
毎回、いつもおっしゃっていることだけど
2日間の
夜座、月光の下での坐禅は
そのことを、言葉言わずして己と知らされました。

3日目のシェアリングでは、皆さんからそれぞれ
いろんな方向からの気づきをいただき
今回特に、心に響いた言葉・・それは
「何にても置き付けかへる手離れは
恋しき人にわかるると知れ」
~利休百首~という、ロシアで茶道を教えている
えりちゃんからのメッセージ。
≪何であっても、道具を置いて手から離す時は
恋しい人に別れを告げるように余情を持たせなさい≫何と奥深い句でしょうか!!
同じ道と名のつく
剣道そして、カラテなどにも相通じる「
丹田、呼吸」
ずっと続けていることで、ふと自分でやっているのではなく
何かの力によって動かされているという感覚が芽生えてくる。
私がずっと続けている
ロミロミにしてもまたしかり!
結局、根底には同じものが流れているということ。

食事も本当に美味しくて
味噌汁を口に含んだ瞬間、ほわ~っと身心温まり
一つ一つの食材と向き合って味わっていただくと
より有り難さが体中にしみわたります。
「ありがたいな~」
「おいしいな~」
「しあわせだな~」これ以外何も言葉が出てきません!

後醍醐天皇のお墓もお参りして


緑豊かで自然に恵まれた
方広寺あるがままの自然が、それぞれの命を
生ききることを教えてくれています。
今回も素晴らしい場を提供してくれて
素晴らしい仲間と出会えたことに感謝です。
人人悉道器(にんにんことごとくどうきなり)
【自分を幸せにする器を磨けるのは自分だけ】極楽(悟り)は、自分の中にある仏性を磨いていくこと。
坐禅や瞑想も、そのツールにはなりますが
日々の生活こそが一番大切で
まずは自分自身を大事にし
自分自身を大好きになることが
幸せを感じられる一番の近道ではないでしょうか。
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