桜の一生

太陽の陽射しが、桜の木に便りを届けると


縮こまった蕾から、ひとつふたつと花びらが開き始める


夢と希望に胸膨らませて・・・



花から花へ、ネットワークがあるかのごとく


あっという間に、薄紅の春色で埋め尽くされる



若き日の徳川家康も、同じ桜を眺め


その美しさとはかなさに、同じ思いを巡らしていたのかな



ひともさくらも、いまこの時を楽しんでいる


今しかないから


いまここしかないから・・・




「もう精いっぱい咲いたよ～」　と


役割が終わったかのように、はらはらと地面に舞い降りた


花びらは、みんなの中にいた時と同じように


それぞれが美しく輝いてる



人生の縮図のような桜の一生


「人生あっという間だよ」
「自分の人生楽しんで」
「いまを一生懸命生きよう」





完璧なバランスの中で、私たちは生かされているね！



ぼくもいまを生きてるよ


「ごはんちょうだい♪」