霊気療法の創始者
臼井甕男(ウスイミカオ・1865-1926) 先生は
幼い頃から苦学しながら努力して勉学に励み
様々な人生経験をする中で
「人生の目的はなにか?」 という大命題を
探究するようになりました。
「安心立命の境地にいかにして到達できるか」という真の悟りを求めて、禅の道で3年修業し
それでも悟れないゆえに、ある日鞍馬山に登り
断食苦行を始めたところ、21日目にして突然
一代霊気を頭上に感じ、悟りが開けると同時に
霊気療法を得ることができました。
手を当てると、自分の体の傷も癒え
けが人や病人にも、絶大な効果を発揮することがわかりました。
それ以後、心身を病む人達を霊気療法で救済し
希望者には公開伝授を行って治療能力を与えられました。
当時の日本では霊気は海軍にも認知され
臼井先生と門下生の治療によって救われた人の数は
数十万人とも百万人以上とも言われています。
弟子の一人の海軍大佐であった
林忠次郎氏(1879~1940) は
治療所を持ちながら、地方を回って霊気の普及にも努めました。
また、同時期に林忠次郎氏から霊気を教わった
ハワイ在住の日系二世
高田ハワヨ女史(1900~1980) が
自身の難病を霊気療法で克服したのをきっかけに
世界中にレイキを広めることになります。
欧米では1980年代の初頭から、ニューエイジ運動と結びついて
急速な広がりをみせ、あっという間に世界各国に広まります。
1980年代後半には、全く新しいヒーリングテクニックとして
日本に逆輸入してきました。
今や海外での霊気使用者は
600万人以上と言われています。
米国やイギリスなどでは、レイキは有望な代替療法の一つとして
研究されていて、米国では、病院や施設でも、実際にレイキを
導入しているところもあります。
日本でのレイキ使用者は
推定5万人以上と言われています。
伝統霊気と西洋式レイキが融合された形で
シンプルでわかりやすく、日常生活で気軽に活用できるように
なってきています。
白井先生の伝えたい霊気療法の基本は
「まず自分の心身を健康にし、平和で楽しい人生を送ること」そして
「自分だけでなく、他に心身を病む人があれば
霊気療法でこれを癒やし、自他ともに幸福を増進しよう」というところです。
ご自分の体験で得た悟り
「宇宙との一体化」 を
多くの人にも体感してもらい
「人間本来の姿」 に気づいてもらう。
それが白井先生の使命でもあり、霊気の本質であると思います。
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